もし薬剤師が大腸癌の精密検査を勧められたら

今回の日経DIオンラインコラムは、「もし薬剤師が大腸癌の精密検査を勧められたら」と題して、昨年受けた健康診断で便潜血陽性による「要精密検査」となった時のことを書かせていただきました。

便潜血検査の“感度”を調べたところ、約93%。「9割ガン!?」と、とてもショックを受けたのですが、“感度”の意味をよく調べてみるとそうではないことに気づきました。

 ・感度…「病気がある」人が、検査で「陽性」となる割合

つまり、「感度」とは、病気であることが分かっている人が、その検査を受けた場合に「陽性」となる割合を表しているのです。
逆に、今回の僕のように、その検査を受けて陽性だった場合に、実際にその病気に罹患している確率を表す指標としては「陽性適中率」がだったのですね。

この陽性適中率を計算してみたところ、40歳代前半の男性の場合(=僕の場合)、便潜血が陽性であった場合に実際に大腸がんである確率は、約0.87%であることが分かり、少しだけ安心して大腸ファイバー検査を受けることができました。

患者さんから検査の意味を聞かれた時に、必要以上に怖がらずに、かつ、必要以上に甘く考えずに、正しくそのリスクを伝えられるようにしたいですね。

ふな3
ふな3
栃木県にある調剤薬局に勤務する薬剤師です。 薬局薬剤師としての勤務経験は長いとは言えませんが、日々業務や勉強をしながら気づいたことや感じたことを書き留めていきたいと思います。 ツイッターはこちら → @funa3di

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